肩書きでの呼称
我社では、創業以来、社内呼称に肩書きをつける習慣がなかった。
最近は、外資系企業の影響か社長に対しても”さん”と呼ばせる企業が多くなっているようであるが、我社では特に明確な方針を持っていたわけではない。
しかし昨年からの我社では、ある社員の影響で、社内では肩書きで呼び合う風潮ができはじめた。
その彼は、昨年中途で入社した社員であるが、○○係長、○○部長、と役職者には肩書きを付け、また先輩社員には○○先輩と、ご丁寧に呼んでいた。
我社では異例であったので、ある時、その理由を尋ねてみた。
すると彼は、次のように答えてくれた。
「例えば○○係長であれば、係長職になるために、相応なご苦労と会社への貢献があったはずです。私はまだ会社へは何の貢献も出来ませんので、○○係長のそのご功労に対する敬意を込めて、心からの賞賛のつもりで肩書きでの呼称を使わせてもらっています。また、もし私が将来肩書きをもらえるようになったときに、部下から役職名で呼ばれる度に、自分の役割や立場を再確認し、緊張感を持って仕事ができるはずだと思っています」
この回答には、ナポレオンヒル博士も提唱する成功哲学が含まれていると思う。
まず他人への奉仕の気持ち。
そして黄金律(自分がして欲しいことをまず他人にするべきである)。
また、役職者になるという明確な目標と今からその準備をしている。
期待の社員である。
日日是好日也。
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

最近のコメント